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佐渡舞台の映画6日から上映 高田世界館 初日に監督らあいさつ

 佐渡島の金山跡を舞台に、記憶を失った男女の幻想的な物語を描いた映画『わたくしどもは。』が6日から19日まで、上越市本町6の高田世界館で上映される。

 初日は富名哲也監督と畠中美奈プロデューサー夫婦(新潟市)による舞台あいさつが行われる。

 同映画は小松菜奈さん、松田龍平さん主演。記憶をなくした女性が佐渡金山跡地で目を覚まし、施設で働くうちに猫の気配に導かれ、同じく過去の記憶を持たない男性と出会う。富名監督が佐渡の無宿人の墓から着想を得て脚本を書いた。オール佐渡ロケで、第36回東京国際映画祭コンペティション部門公式出品作品。

 上映開始時間は6、7日が午後2時15分、8日から12日までが午後0時5分、13、14日と17日から19日までが午前10時、15日が午後1時15分。また6、7の両日の午後0時20分から、富名監督の長編デビュー作となる前作『ブルー・ウインド・ブローズ』を特別上映する。6日は各映画の上映終了後に舞台あいさつを行う。