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茅の輪くぐり健康祈願 上越市本町1 春日神社で夏越しの大祓

残り半年間の無事を願って茅の輪をくぐる参拝者

 上越市本町1の春日神社(大島美香宮司)で6月30日、「夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)」神事が行われた。氏子らが参拝に訪れ、参道に設置された茅(ち)の輪をくぐって心身を清め、無病息災を願った。

 同神社での茅の輪くぐりは昨年から始まった。境内には表参道と脇参道に二つの茅の輪を設置。今年は雨が降るあいにくの天気となったが、綿あめやヨーヨー釣りといった縁日風の屋台が出店し、子どもたちを楽しませた。また、ミニサイズの茅の輪守りが参拝者に配布された。

 茅の輪の設置作業に協力した同市鴨島の中村剛さん(44)は、家族らと一緒に茅の輪をくぐった。「家族みんなが健康に過ごせるようにと願いを込めた」と話していた。

 茅の輪の設置は6日まで。