文字サイズ

甘くて大きい上々の出来 枝豆の収穫始まる 大潟ナショナルカントリー イチコ各店で販売

機械による枝豆の収穫作業(1日午前6時過ぎ、大潟区)
軽トラックに収穫された枝豆を積む

 夏の味覚、枝豆の収穫が始まっている。枝豆は新潟県が作付面積で全国1位。上越でも産地化、ブランド化が進んでいる。

 大潟区潟田の農事組合法人大潟ナショナルカントリー(竹田稔代表理事)は1日から、わせ品種の収穫を開始した。スーパーイチコ(本社・上越市本町1)と契約し、2日から各店の店頭に置かれる。

 複合経営で2000(平成12)年から枝豆栽培を始め、現在は11ヘクタールに拡大。最盛期の8月を挟み、9月末のおくて品種まで計9種類を扱う。

 昨年は猛暑のため後半の収量が減ったが、今年は大きさ、甘みとも上々の出来。担当従業員によると、粒はパンパンに張ってさやにくびれがあり、見た目に大きいという。

 収穫作業は毎朝5時30分ごろから約5時間、暑い日は早めに切り上げて夕方に行う場合もあるという。1日で約140キロ。収穫後は水洗い、乾燥、選別、袋詰めなどの作業を行い、出荷される。イチコ店頭では「おおがた豆」の商品名で販売される。

 竹田代表理事(53)は「夏の暑さが心配だが、頑張って栽培を続けていく。上越の枝豆を多くの方に味わってほしい」と話している。

軽トラックに収穫された枝豆を積む

仕事・産業の関連ニュース

動画記事の関連ニュース