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茅の輪設置し無病息災祈願 完成後にくぐり初め 三和区の風巻神社

茅の輪設置後に行われた「くぐり初め」。神社関係者と設置に協力した社員らの無病息災を願った

 三和区岡田の風巻神社(遠藤眞臣宮司)で15日、茅(ち)の輪作りが行われた。完成後はくぐり初めが執り行われ、参拝者らの無病息災を願った。茅の輪は30日の夏の大祓(おおはらえ)後も設置され、自由にくぐることができる。

 同神社での設置は3回目。制作、取り付けは妙高市の光輝セキュリティー(佐々木健一社長)の社員らが担当し、約4時間で完成した。

 バイクの交通安全で名高い同神社。遠藤宮司によると、昨年は4000台、今年は5月1日までの1カ月で1200台が訪問するなど、コロナ禍からの本格的な復活が感じられるという。

 7月14日の例大祭も出店が復活するなど、ようやく神事も例年通りの規模となる。遠藤宮司は「茅の輪をくぐりに来て、神社のことを知ってほしい。交通安全にもつなげたい」と話した。