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くびき野レールパーク全国から大勢のファン 旧頸城鉄道乗車体験若いスタッフも活躍

若いスタッフやボランティアが車掌やポイント切り替えなどを務めた
旧頸城鉄道車両の乗車体験

 頸城区百間町の「くびき野レールパーク」で16日、本年度2回目の定期公開が行われた。貴重な鉄道遺産である旧頸城鉄道の乗車体験や撮影などに全国各地から大勢のファンが訪れ、撮影したり交流を深めたりした。NPO法人くびきのお宝のこす会主催。

 旧頸城鉄道は1914~71年、新黒井―浦川原間を運行した。兵庫・六甲山中で眠っていた各車両を移動し、2004(平成16)年に旧頸城村に戻ってきた。車両を大幅に修繕し、08年10月に同パークをオープン、動態保存している。

 ディーゼル機関車による乗車体験には大勢の人が参加。仙台市からグループで初めて来場した加藤優平さん(33)は「古い車両が現役で動いているのが素晴らしい。乗った感じは思ったよりも揺れなかった」と話し、盛んにカメラに収めていた。

 運営には若いスタッフやボランティアの姿も。平澤碧翔(あおと)君(頸城中2年)は車掌やポイントの切り替えなどを行った。小学3年の時に校外学習で訪れて以来興味を抱き、昨年から参加。公開以外の整備や前日の準備にも参加しているという。「最高です。これからも活動を続けていきたい」と声を弾ませた。

 関連のプラレールやレールバイクの体験、頸城鉄道歴史資料館(旧頸城鉄道本社社屋)公開なども行った。正午時点で約200人の来場を数え、同会の西山義則会長(71)は「たくさんの方々に来ていただきありがたい。直江津駅からのシャトルバスも多くの利用があった」と感謝していた。

旧頸城鉄道車両の乗車体験
プラレールで遊ぶ親子
頸城鉄道歴史資料館(旧頸城鉄道本社社屋)で貴重な資料を公開