文字サイズ

露店100店やイベントも 20日からお引き上げ商工まつり 柿崎区

昨年の露店にぎわいの様子

 300年以上続く柿崎区の伝統行事「お引き上げ商工まつり」が20日から3日間の日程で住吉町や旭町通りで行われる。コロナ禍で2020年から2年の中止を経て一昨年に規模を縮小して、昨年から制限をかけずに復活。今年は約100店の露店が連なり、各種キャラクターショーや民謡流しなどが行われる。

 正しくは「報恩講お引き上げ」といい、浄土真宗の宗祖、親鸞聖人の命日に行われる法要のこと。命日は1263(弘長3)年1月16日(旧暦11月28日)とされているが、雪国では真冬に行うのは厳しく、参拝者が集まりやすい、田植えが終わった初夏の6月に引き上げて行われるようになった。

 1710(宝永7)年ごろに、宗教行事として始まり、頸北地域を中心に大勢の信者が訪れるため、いつしか露店が立ち並ぶようになり、観光・商工の年中行事へと発展した。

 問い合わせは柿崎観光協会(電兼ファクス025・536・9042)へ。

 主なイベントは次の通り。(場所の記載がないものは全て諏訪中央会館前特設ステージ)

 ◇20日

 ▽中国女子雑技変面ショー(午後5時、同7時)

 ▽ティラノサウルス登場(午後5時30分、同7時30分)

 ◇21日

 ▽保育園児による防火パレード(午前10時、第一保育園~会場)

 ▽チンドン屋巡行(午後4時30分、同7時)

 ▽爆上戦隊ブンブンジャーショー(午後5時30分、同7時30分)

 ▽W.P Entertainmentストリートダンスショー(午後6時30分)

 ▽御堂コンサート(午後7時30分、浄福寺本堂)

 ◇22日

 ▽チャリティーバザー(午後1時30分)

 ▽大民謡流し(午後7時、会場一帯)

昨年の露店にぎわいの様子