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青田川を愛する会 今年で31回目の清掃活動 近隣事業所や児童ら500人参加 上越市

今年も南本町小など近隣小学校の児童が参加した(大町1周辺)
青田川に落ちているごみを拾い集めた(南本町2周辺)

 上越市の環境保全団体「青田川を愛する会」(竹内敬三会長)は20日、高田市街地を流れる青田川のクリーンアップ活動を行った。毎年この時季に実施している恒例の活動。

 31回目となる今年は県や市職員、川沿いの事業所や小学校(南本町、大手町、大町、東本町、上越教育大附属)の児童ら合わせて約500人が参加した。

 区間は南本町1の伊勢橋から東本町2の往下橋までの約4キロ。参加者は両橋に分かれて集合し、中間地点である大町2のお馬出し公園を目指し美化活動。約2時間をかけ、河川周辺のごみを拾ったり、生い茂る草木を伐採したりした。

 南本町小は4年生44人が参加。南三世代交流プラザの裏手から川に入り、身近な自然に親しみながらごみ拾いに汗を流した。永吉成衣さんは「空き缶やビニールごみが落ちていた。いっぱい拾うことで青田川がきれいになれば」と話した。

 竹内会長(76)は「活動を通じ、川は年々きれいになっている。この体験から、児童たちには身近な青田川について学んでほしい」と期待した。

青田川に落ちているごみを拾い集めた(南本町2周辺)