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編入前に仲良く 戸野目小・諏訪小 全校で交流学習会 自己紹介やレクリエーション

1年生は「なんでもバスケット」を一緒に遊び、相互理解を図った
車座になって自己紹介する3年生

 上越市立戸野目小(加納雅義校長、児童131人)と同市立諏訪小(二瓶昭夫校長、児童22人)は18日、全校交流学習会を戸野目小で行った。来年度から諏訪小が戸野目小に編入されるのを前に、両校の児童の人間関係づくりを図った。

 全校での交流は今回初めて。11月と来年1月にも予定している。初回は両校の児童が互いを知り合うことが主目的で、学年ごとに交流。自己紹介やレクリエーションを行った。

 1年生は自己紹介で自分の名前と一緒に好きなものやことを発表。続くレクリエーションは「なんでもバスケット」と「仲間集めゲーム」をし、遊びを通じて人となりが伝わるよう工夫した。

 最後はハイタッチをしてしばしの別れ。諏訪小1年の伊藤叶翔君は「なんでもバスケットが楽しかった。友達になれそう」、戸野目小1年の橋本ゆずさんは「仲良くなれた。一緒になるのが楽しみ」とそれぞれ話した。

 今月に戸野目小4年生と諏訪小3、4年生が合同でクリーンセンター見学を行うなど、校外学習を利用した学年交流が始まっており、今後もオンラインでの学習成果発表などの交流を検討している。戸野目小の中川知己教頭は「(形式は編入統合だが)対等の立場での統合を意識している」と語った。

 25日には公民館主催の交流学習会を実施。二貫寺の森での森遊びを予定している。

車座になって自己紹介する3年生