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シンボル河川守り育てる 青田川を愛する会 定期総会で活動方針確認

本年度の活動方針が示された定期総会

 環境保全団体の「青田川を愛する会」(本城文夫会長)は17日、上越市南本町3の南三世代交流プラザで第34回定期総会を開いた。高田地区のシンボル河川である青田川を守り育てていこうと、引き続き関係機関と連携していく活動方針を確認し合った。

 33年間、同河川の保全活動に取り組む同会。定期総会では会員の他、来賓として県や市の担当者、県議や市議ら約40人が出席。令和5年度活動報告や会計監査報告、6年度活動方針、予算案などについて協議され、いずれも承認された。

 本年度の主な活動は、コロナ禍で休止していた「青田川市民茶会」を4年ぶりに復活。10月27日に俳句大会と併せて行うとした。6月20日にクリーンアップ活動、8月17日に「青田川灯(あか)りロード」を実施する。

 あいさつで本城会長は会員の高齢化に懸念を示しつつも、「青田川の良さをしっかりと後世に伝えていくためにも、子どもたちへの学習活動、環境問題に対する啓発活動に、これからも全力を挙げて取り組んでいきたい」と意気込みを述べた。

 なお役員改選では新会長に竹内敬三さんが、本城会長が理事となることが承認された。