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「緑の陣」に今年も参加 市民がゴーヤー苗植え 上越市

「緑の陣」参加事業としてグリーンカーテン講座を実施。南場さん(左)の指導でゴーヤーの苗植えを行った

 上越市は本年度、県内の市町村が脱炭素対策の成果を競い合う「にいがた緑の陣」に参加している。

 「緑の陣」は県と県地球温暖化防止活動推進センターが主催。参加する市町村がゴーヤーのグリーンカーテン育成、住民を巻き込んだ環境イベントなどを行い、これらの行動ごとに付与されるポイントの多寡で勝敗を競う。令和4年に初回が開かれ、今年で3回目。過去最多の13市町が参加し、10月末まで各地で取り組みを展開する。

 上越市は初回で優勝。第2回は優勝を逃したが、多くの市民から賛同を得た取り組みが評価され、特別賞「最多精鋭部隊賞」を受賞している。

 今回の「緑の陣」参加初事業として12日、同市春日山町3の春日謙信交流館で「グリーンカーテン講座」を実施。県地球温暖化防止活動推進センターの南場貴美子さん、同活動推進員の内山洋一さんが講師を務め、約20人の参加者に地球温暖化の現状、グリーンカーテンの育て方などをレクチャーした。南場さんは「グリーンカーテン作りなどを通じ、楽しみながら温暖化対策を行ってもらいたい」と呼びかけた。

 上越地域では同市のほか、糸魚川市が今回から「緑の陣」に初参加。「出陣式」は6月19日、前回優勝の新発田市で開かれる。