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北アルプス日本海広域観光連携会議 県域越え一丸に 本年度事業計画など承認

 北アルプス日本海広域観光連携会議(会長・米田徹糸魚川市長)は8日、糸魚川市大町1のヒスイ王国館で通常総会を開いた。本年度の事業計画案と収支予算案など4議案を原案通り承認した。

 同会議は糸魚川市、上越市と長野県小谷村、白馬村、大町市、富山県朝日町の6市町村と関係団体で構成。北陸新幹線糸魚川駅を中心とした広域観光連携推進に向け、各種事業に取り組んでいる。

 本年度は、引き続き台湾を主要ターゲットとした誘客事業、北陸新幹線敦賀延伸と来年の大阪・関西万博を踏まえたイベント出展などPR活動を展開。サイクルツーリズム推進事業では、自転車を列車内に持ち込んで移動できる「輪行バッグ」の貸し出し、サイクルトレイン運行に取り組む。

 会長の米田市長はあいさつで、「県域を越えた観光連携により地域の魅力が増大し、課題解決にもつながると考えている」と力を込めた。