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春季高校野球県大会準決勝 関根学園、帝京長岡に敗退 好右腕打ち崩せず3位

 春季北信越高校野球県大会は11日、長岡市悠久山球場で準決勝が行われた。第3シード関根学園は第2シード帝京長岡に挑戦。相手エースを打ち崩せず、0―2で敗れ、2021(令和3)年春以来の決勝進出は成らず、昨秋に続く3位となった。第1試合は第1シード日本文理が第4シード開志学園に3―1と勝ち、12日の決勝は昨秋に続き日本文理と帝京長岡の対戦となった。優勝校が6月1日開幕の北信越大会(富山県)に出場する。

 関根学園は好右腕・茨木佑太(3年)に抑えられ、7回まで1安打、11三振で二塁も踏めず。2点を追う八回表に無死から6番谷島優輝(3年)、7番西戸航希(同)が初の連打で好機をつくったが、走者のけん制死などがあり、生かせなかった。九回も先頭打者が四球を選んだが、盗塁死でチャンスを膨らませられなかった。結局、3安打で毎回の14三振を喫した。

 先発鈴木興丞(2年)は力強い投球を見せ、毎回のように走者を出しながらも粘ったが、味方の失策もあり二回と六回に1失点。その2点が重くのしかかった。

 安川巧塁監督は「140キロ超の直球を打てないと夏は勝てない。選手が体感できたことは大きい」と、課題と収穫をつかんだ。

 ◇準決勝

 【長岡市悠久山】

 ▽第2試合

関根学園

000000000|0

01000100×|2

帝京長岡