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〈全国高校野球新潟大会〉学館 初優勝、甲子園へ 準Vの中越 上越出身選手が活躍

 第105回全国高校野球選手権記念新潟大会は最終日の25日、新潟市のハードオフ・エコスタジアム新潟で決勝が行われ、東京学館新潟が6―5で中越に逆転サヨナラ勝ちして初優勝し、初の甲子園出場を決めた。

 中越には7番二塁手で村井亮哉(3年、能生中出)、8番捕手で樋口優志(2年、新井中出)が先発出場。村井は三回表に左翼線2点二塁打を放つなど3安打2打点と活躍し、最終回などで堅守を見せ、攻守で支えた。樋口はエースを好リードし、盗塁も刺した。今大会は打撃面でも好打を見せた。東京学館新潟のベンチ入りメンバーに上越出身選手はいない。

 準決勝で敗れた中では北越の右横手投げ、松尾海璃(2年、能生中出)が準決勝の東京学館新潟戦などで先発登板、エースの負傷アクシデントの中で力投した。加茂暁星では2番右翼手で大瀧稜久(2年、直江津東中出)、6番二塁手で小関佑虎(3年、柿崎中=上越リトルシニア出)が先発出場し、第2シードのチームの主力で奮闘した。