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高田城址公園のハス 花数調査始まる 〝東洋一〟実数明らかに 上越市の市民団体

咲き始めたハスの花の数を数える

 「高田城址公園の蓮の花数を調べる会」(吉越正勝代表)は23日、上越市本城町の高田城址公園外堀で、今年のハスの花数調べを始めた。9月15日まで毎週調査を行い、〝東洋一〟といわれるハスの実数を明らかにする。

 同会による調査は今年で3年目。同公園の北堀、西堀、南堀をエリア分けして目視で数え、合計をハスの開花日数の4で割るなどして数を出している。一昨年は16万5000本、昨年は13万9000本だった。今年の1回目となるこの日は初参加を含めて6人が参加、分担して数を数えた。今年は過去2年より開花が早く、会員によって16日に開花が確認されている。

 咲き始めて間もないため花の数は少なく、会員らは手早くカウンターで花の数を数えていった。吉越会長は「最初は少ないので楽。開花が増えて8000本などになると、重なったりしているものもあるので大変になる」と説明した。

 今後は8月18日を除いて毎週日曜午前10時から調査を行う。吉越会長は「3年(の調査)では傾向は分からない。開花には地温や日差しなどが影響しているのではないか」と話した。