悪天候も成果披露 糸魚川市消防団消防大会 団員220人が出動
糸魚川市消防団(斉藤直文団長)は2日、同市大野の美山陸上競技場で本年度の消防大会を行った。団員220人が出動し、ポンプ操法競技や部隊訓練を実施。悪天候に見舞われながらもきびきびと取り組み、日ごろの訓練の成果を披露した。
消火活動の基本となるポンプ操法競技には7分団が出場し、操法技術の正確さや放水までのスピードを競った。審査結果は1位が大野分団、2位が青海西部分団、3位が根知分団。閉会式で表彰を受けた。
部隊訓練には4分団が出場。「番号」から始まって「前へ進め」「回れ右前へ」「右向け前へ」など指揮者の号令に合わせて機敏に動き、隊列をそろえた。
米田徹市長は講評訓示で「雨の中、本当にご苦労さまでした。士気旺盛で規律正しい訓練を拝見し、大変心強い」と団員をたたえ、「消防団の皆さまは地域防災力の中核。地域における自主防災組織や関係機関との連携を引き続き強固にし、災害への備えに一層取り組んでいただきますよう」と呼びかけた。