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大型連休初日 上越妙高駅 多数の旅行客 北陸新幹線 自由・指定席とも混雑

春の大型連休初日の上越妙高駅。北陸新幹線上りの発車時間が近づくと、連絡する在来線から多くの人が改札へ向かった

 春の大型連休初日の27日、各地へ向かう人の移動で各種交通機関が混雑。上越市の上越妙高駅でもキャリーケースなどを引いた家族連れが次々に新幹線へと向かっていた。

 上越市の40代夫婦は、4年ぶりにポーランドへ旅行。「コロナ禍で行けなかった場所、食べたかったものなどがたくさんある。久しぶりに行くことができる」と喜びを隠せない様子。また、同市の30代夫婦と2人の子どもは東京へ。「ディズニーランドをメインに、いろいろ見て回りたい」と足早に改札へ向かった。

 JR東日本、西日本によると、同日午後5時時点の北陸新幹線の自由席乗車率は下り(東京発)の午前11時台と午後0時台で100%、上り(東京着)は長野、金沢発の列車とも最大40~50%。指定席予約状況はいずれも東京発で「かがやき」が18本中10本が満席、「はくたか」が16本中9本が満席。各社は下りのピークが5月3日、Uターン(上り)のピークが同5日と見込んでいる。