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7月13、14日に上越自転車まつり 熊鈴鳴らし応援して のぼり旗設置など準備進む 上越市

大会関係者らが板倉区針の商店街にのぼり旗を設置した

 上越市板倉、清里、牧、中郷4区を巡る7月13、14日の「上越自転車まつり」を控え、イベントに向けた準備が進んでいる。同実行委員会メンバーらはこのほど、板倉区針の商店街にのぼり旗を設置した。

 同イベントはヒルクライムの部、ファンライドの部とも定員を上回る申し込みがあり、当日は488人の参加を予定。このうち3割ほどが県外からの参加者。各区に1カ所ずつ設置するエイドやゴール地点ではそれぞれ特色ある軽食を用意する。

 上越市在住の教員、佐藤尚也さん(27)は自転車歴1年ほどで大会に参加するのは今回初めて。地元開催が参加のきっかけとなり、ファンライドの部、90キロのコースにエントリーした。「上越に住んで20年以上たつが、自転車をきっかけにして今までなじみのなかった地域を回るのが楽しみ」と大会への期待を語った。

 板倉区寺野地区の地域おこし協力隊で同イベント副実行委員長を務める福井拓也さん(36)は「参加者の皆さんには各区の美しい景色や食べ物はもちろんのこと、エイドなどを務める地域住民の方たちとの交流もぜひ楽しんでほしい」と話した。ヨーロッパでは自転車ロードレースでカウベルと呼ばれる鈴が応援グッズとして用いられていることから「地域の方も熊鈴を鳴らしてぜひ沿道で応援して」と呼びかけた。