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糸魚川市長選 伊藤市議 出馬表明 来春向け最初の名乗り

来年4月の糸魚川市長選に向けて出馬を正式表明した伊藤麗氏(糸魚川市能生)

 糸魚川市議の伊藤麗氏(33)は15日、任期満了(令和7年4月23日)に伴う糸魚川市長選へ立候補を表明した。記者会見を開き、「糸魚川市の未来を担うリーダーとして地域の発展と市民の幸せを追求する使命を果たす覚悟」と決意を述べ、次期市長選1人目の候補者として名乗りを上げた。

 同市が「消滅する可能性がある自治体に含まれたことが大きな動機となり、出馬の意を固くした」と語り、会見を持って「市長選へ向けての準備を開始する」と宣言。今後、政治団体「糸魚川の未来を魅せる会」を立ち上げ、子育て支援、地域医療、防災減災を核に各分野に携わる仲間と活動を進める。秋ごろに公約、政策を発表したいとしている。

 令和3年の市議選で初当選。現在、総務文教常任委員会の副委員長を務める。市議1期目。現時点で市議の辞職は考えていない。自民党籍があるが、無所属で出馬する意向。

 木浦出身。高田高卒。自営業。祖父は旧能生町長を6期24年務めた故伊藤仙太郎氏。2児(6歳、4歳)の母。

 現職5期目の米田徹市長は市長選への意向を明らかにしていない。