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アークベル県民アマチュア絵画展 25、26日 上越巡回展 入賞、入選作を展示 デュオ・セレッソで

洋画部門で優秀賞を受賞した坂口弘美さんの「月夜のささやき」

 県内在住・出身のアマチュア画家の作品を展示する「アークベル県民アマチュア絵画展」の巡回展が25、26の両日、上越市西城町3のデュオ・セレッソで開かれる。

 同絵画展事務局、アークベル、平安セレモニーが主催。31回目となる今年は「夢」をテーマに、日本画、洋画部門に合わせて370点の作品が出品された。上越での巡回展では大賞や最優秀賞、優秀賞などの入賞作と、上越地域周辺作者の入選作を展示する。

 上越からは坂口弘美さんが洋画部門の優秀賞を、古澤知子さんが上越市長賞を受賞した。

 優秀賞の坂口さん(63)は頸城区在住。上越市展などで入賞歴があり、県民アマチュア絵画展は昨年に続き2回目の入賞。

 受賞作「月夜のささやき」は、お盆の時期に自宅の庭に咲くタカサゴユリが題材。ユリを社会の中で懸命に生きる一人の女性に見立て「女性のさまざまな思いを満月が受け止め、優しく見守っている姿をイメージした。今後も創作に励みたい」と受賞の喜びを語った。

 開場時間は午前10時から午後5時まで(26日は午後3時まで)。観覧無料。