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HOTELSOBOKU「素朴な幸せ」提供 「道の駅あらい」隣に28日オープン 全室にプライベートサウナ アド・クリークが運営 

全棟コテージタイプの「HOTEL SOBOKU」
全室に完備されたプラベートサウナ

 妙高市長森の「道の駅あらい」東エリア隣接地に28日、全棟コテージタイプの宿泊施設「HOTEL SOBOKU(ホテル・ソボク)」がオープンする。株式会社アド・クリーク(本社・糸魚川市、歌川多喜司社長)が建設し運営。アフター・コロナ時代における「素朴な幸せ」をコンセプトにしている。開業を前に19日、報道関係者向けの内覧会が行われた。

 同社によると、同施設は全室にプラベートサウナを完備。妙高産コシヒカリなどの地元食材を使用したバーベキュー(BBQ)を提供する。道の駅に隣接する特性、海にも山にも30分という立地を生かし、長期滞在に対応した上越圏域のアクティビティ拠点を目指す。

 併せて「防災道の駅」に指定されている道の駅あらいの隣接施設として、大規模災害時には、地域住民や避難者の受け入れなどを担う。

 サウナはフィンランド式で、サウナストーンにアロマ水をかけた時に発する蒸気「ロウリュウ」が体験可能。バーベキューは屋内のテラス空間でできる。持ち込みも可能。

 客室は2ベッドルーム(定員5人)6室、4ベッドルーム(定員9人)3室の計9室。このうち4室は、窓越しに妙高山を望む。価格は2人利用で1人1万5400円(税込み)から。オプションのBBQセットは、朝食付で1人7700円(同)。予約、確認は、公式ホームページ(https://hotel-soboku.com)から。



地域住民に日帰りサウナ 6月から



 同ホテルは6月中をめどに、地域住民を対象にした日帰り利用のサウナプランを準備している。

 開業に当たり、同社の歌川創志総括部長は「家族、親しい友人らと大切な時間を過ごし、『素朴な幸せ』を実感してほしい」と願いを話した。

全室に完備されたプラベートサウナ
2ベットルーム(マウンテンビューエリア)の客室
フィンランド式サウナで「ロウリュウ」が利用できる