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青空・水上 ハクガン飛翔 大潟区朝日池 渡辺さん撮影

青空を飛翔するハクガンの群れ(17日午前9時前、渡辺さん撮影)
上越タイムス社に写真を寄せた渡辺さん

 大潟区四ツ屋浜の渡辺章雄さん(79)は冬晴れとなった17日、同区の朝日池に飛来するハクガンの群れを撮影し、上越タイムス社に届けた。

 渡辺さんは10年以上前から週2~3日、朝日池周辺を訪れ、望遠レンズで撮影している。ハクガンについては「以前は4~5羽。年を追うごとにだんだん増えてきた」。写真に収めたこの日は200羽以上の群れが二つあったという。飛んだ時の羽の白と黒のコントラストが美しい。

 環境省が絶滅危惧種に指定するハクガン目当てに撮影する人も多く、数年前には青森県からキャンピングカーで訪れたグループもいたという。

 本紙記者が同日夕に取材、撮影した写真を19日付頸北面に掲載したが、「この日はもっと多かった。ハクガンがこれだけ来ているのが伝われば」と午前9時前、午後3時ごろに撮影したハクガンの群れの写真を寄せた。

上越タイムス社に写真を寄せた渡辺さん
朝日池の水面から飛び立つハクガンの群れ(17日午後3時ごろ、同)