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2023年上越市出生届 「あお」(男の子名前)「えま」(女の子名前)最多 漢字は「翔」と「乃」 

9月生まれの「このは」ちゃん。大木に生い茂る木の葉のように元気に育ち、緑や赤など色とりどりの姿を見せてほしい、との願いから名付けられた
多かった名前ベスト3

 上越市で2023年に届け出され、本紙「お誕生」欄に掲載された名前を調べたところ、男の子は「あお」、女の子は「えま」が最も多かったことが分かった。

 対象は昨年1月4日から12月30日までに掲載された771人(男の子401人、女の子370人)。

 男の子の名前は「あお」が11人で最多。「あさひ」と「みなと」が7人、「ゆいと」が6人で続いた。女の子は、22年生まれで2番目に多かった「えま」が10人で最も多く、「りん」が8人で続く。3番目に多かったのは「あかり」「つむぎ」のそれぞれ7人だった。

 名前に用いられた漢字は、男の子では「翔」が最も多く22人。「翔空(とあ)」「結翔(ゆいと)」「飛翔(あすか)」といった使い方、読み方が見られた。「斗」が19人、「大」「人」「陽」がそれぞれ17人で続いた。

 女の子は「乃」が24人で最多。「乃愛(のあ)」「穂乃佳(ほのか)」「彩乃(あやの)」といった使われ方をしている。次いで「愛」が22人。「莉」が21人、「奈」「花」がそれぞれ17人で続いた。

◇調査対象人数800人割り込む

 上越市の少子化傾向も顕著だ。21年生まれ、22年生まれの調査は対象人数が800人台だったが、23年は800人を割り込んだ。10年前の13年生まれの調査は、対象人数が1241人だった。

多かった名前ベスト3
多かった漢字ベスト3