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音楽に乗せ大筆走らせ 書家の下田彩水さん披露 下早川小150周年記念で 児童も大書体験

下田さんの書道パフォーマンスを食い入るように見つめる児童ら
和気あいあいと大書体験を行う児童

 加茂市の書家、下田彩水さんによる書道パフォーマンスが1日、糸魚川市立下早川小(西健志校長)の体育館で行われた。同校創立150周年記念事業の一環。全校児童は大書体験も含め、書の魅力を肌で感じた。

 書道パフォーマンスでは、下田さんが音楽に乗せて大筆を運び、同校の教育目標「一歩前へ」を書き上げた。その様子を児童や教職員、集まった地域住民らも食い入るように見つめ、惜しみない拍手を送った。

 続いて児童たちが和気あいあいと大書体験に取り組み、大筆で「和」「絆」「心」「伝」など思い思いの一文字を堂々と表現。感想発表では「難しかったけど、上手に書けて良かった」「初めて書いた。楽しかった」などの声が上がった。

 閉会式では、代表児童が下田さんに「貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました」とお礼。花束贈呈を行った。

和気あいあいと大書体験を行う児童