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伝統つなぎ70回 上越市寺町3町内運動会 新しい試みも 

「じゃんけんリレー」は今年からの新競技。分かりやすいルールで世代交流をした

 上越市の寺町3町内会(廣川勲会長)は6月30日、上越高体育館で町内運動会を行った。今年は70回目の記念大会で、新しい試みを取り入れながら、伝統をつないだ。

 町内運動会が始まった年は定かではないが、昭和26年ごろから始まったと推測されるという。以前は8月に上越高グラウンドを借りて行っていたが、現在は暑さを考慮し、6月に体育館で実施している。

 0歳から91歳まで約100人が参加し、地区ごとに分かれた4チームで9競技を実施。綱引きや玉入れなど恒例の競技に加え、新競技としてじゃんけんリレーをした。また、70回記念プログラムとして健康体操のコーナーを設け、住民の健康づくりを図った。

 廣川会長は「先人たちがつくってこられた行事をつないでいくのが目標。新しいものを取り入れながら、つないでいきたい」と語った。