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部品工夫し組み立て 小学生20人 水力自動車を工作 上越科学館

完成したサンプルを見ながら水力自動車作りに取り組んだ

 上越市下門前の上越科学館は6月29日、科学工作教室を行った。小学生20人が参加し、水の力で動く「水力自動車」作りを楽しんだ。

 科学工作教室は、同館が8、9月を除き毎月実施している。最近人気が高まっており、6月は早々に申し込みが定員に達した。水力自動車作りは今回初めて。水の落下により位置エネルギーを運動エネルギーに変えて走らせる内容。材料は同館が手作りで用意した。

 仕組みは加工したペットボトルから落ちる水を、ペットボトルのキャップを使った風車が受けて車輪を回転させる。水車にアイスの棒を、車輪にCDを使うなど工夫を凝らした。参加した小学生は保護者と協力し、ダボ継ぎやグルーガンで組み立てていった。

 7月の科学工作教室は27日、「夏休みスペシャル」として午前9時30分と午後1時30分から、「ハラハラ・ドキドキ・イライラ棒」作りを行う。申し込みは10日から。