妙高山と火打山 安全な登山祈願 1日に山開き
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「日本百名山」に数えられる妙高山系の妙高山(標高2454メートル)と火打山(同2462メートル)は1日、今季の山開きを迎える。前日の6月30日、山麓にある妙高市の関山神社(長嶺秀彦宮司)で安全祈願祭が執り行われた。
山開きの祭事は一般社団法人妙高ツーリズムマネジメント(引場良男会長)の主催、同神社氏子(内田竜太郎氏子総代)の協力で実施。環境省、林野庁、県、県議会、市、市議会、警察、消防、地元組織の代表者ら34人が列席。厳かな神事で山の安全を祈願した。
同法人によると、昨季の登山者は妙高山1万3930人、火打山1万3070人の計2万7000人。前年に比べ3960人増加した。遭難発生は9件で、死者はなかった。
引場会長は日頃の観光振興や遭難発生時の協力、尽力に感謝。「登山者の安全確保のため、登山道の点検やPR活動に取り組んでいる。ご助言を頂きながら、今シーズンは事故ゼロを目指したい」と誓いを述べた。