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沈没車から人骨らしき物発見 直江津港

 上越海上保安署は28日、上越市の直江津港漁港区付近の海底に沈んでいた軽自動車の中から、人骨らしき物が見つかったと発表した。

 同署によると、車両が沈んでいたのは上越市漁業協同組合本所建屋から北方向215メートル、水深約6メートルの海底。人骨らしき物の性別や年齢、死因、死後経過時間などは不明。車両は白色系の軽自動車で、さびなどにより一部損壊状態で、所有者や使用者、海中に落下した時期なども不明。

 今年4月に直江津港湾事務所から、測量データから海底に車両のような影が見つかったとの情報があり、28日に車両を引き揚げたところ、人骨らしき物が見つかった。同署が身元や車両所有者などを捜査中。