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〈とことこお店めぐり〉ファッションコアわくい 歴史ある直江津の婦人服店

店の外観。直江津の街中で広い駐車場を備えている
店内の祭り用品コーナー。直江津のみならず五智や大潟区などからも買い物客が訪れる

 直江津の街中で婦人洋服や学生衣料を中心に扱っている。土地柄、直江津祇園祭など祭り用品も充実した品ぞろえとなっている。

 1949(昭和24)年、旧直江津市中央1に開店、会社としてはその10年後が創業となっており、今年で65年となっている。初期は「わくい呉服店」の名で着物や日常の肌着などを扱っていたという。69年に現在地に移転した。

 その後、布団をメインとした「わくい布団店」を経て現在の店名となった。婦人服と直江津中等、春日中などの学校指定の制服、体操着を中心に扱っている。今年、上越ショッピングセンターに出店していたレベールイオン上越店を統合。今後は同店で扱っていた靴下や若者向けの洋服などもラインアップする。

 祭り用品は閉店した直江津ショッピングセンターの呉服店を引き継ぐ形で10年ほど前から充実させている。地下足袋やもも引き、鯉(こい)口シャツ、巾着などを年間を通して販売。子ども用も用意している。法被や浴衣のオーダーなどを行い、今年は直江津祇園祭オリジナル木札の制作を始めた。和久井英則社長(42)は「リメークや、子どもの祭り衣装のリサイクルなどにも取り組んでいきたい」と話す。

     ◇

・上越市中央2―6―1

・午前9時30分から午後6時まで(前後する場合あり)

・火曜と第2水曜定休

・駐車場は店舗前に10台

・電025・543・2604

店内の祭り用品コーナー。直江津のみならず五智や大潟区などからも買い物客が訪れる

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