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うみがたり×すみっコぐらし 9月23日までコラボ展示 キャラ通し生き物解説 上越市立水族博物館

すみっコぐらしのキャラクターを通して生き物の特徴などを紹介している
すみっコぐらしのキャラクターと撮影できるフォトスポットは人気を集めている

 上越市五智2の市立水族博物館「うみがたり」は26日、開館6周年を迎えた。同日から9月23日まで、人気キャラクター「すみっコぐらし」とコラボレーションした展示会を開いている。キャラクターを通し生き物の生態や特徴などを紹介している。

 「すみっコぐらし」は2012年誕生。「ここがおちつくんです」をキーワードに、「しろくま」や「ぺんぎん?」「とんかつ」などのユニークでかわいらしいキャラクターが、「隅っこが落ち着く」という人の思いを体現して人気を集めている。

 同館は、キャラクターが海の生き物の着ぐるみを着た「すみっコぐらしすいぞくかん」を館内に配置し、飼育する生き物を解説している。メイン会場の催事ホールには、すみっコぐらしのキャラクターと共通点のある生き物12種類を展示、その特徴を解説している。

 また館内の水槽20カ所にキャラクターが描かれたオリジナル解説パネルを設置。キャラクターと記念撮影できるフォトスポットも用意している。オリジナルのアクリルキーホルダーが当たるスタンプラリーも実施している。

 ミュージアムショップ・レガーロではすみっコぐらしすいぞくかんの同館オリジナルグッズを販売、ノートやペン、ガラス箸置きなどがそろっている。レストランテ・ロス・クエントス・デル・マールはキャラクターにちなんだカレープレートやスイーツなどを販売している。

 同館は昨年夏に任天堂の人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森(あつ森)」とコラボレーションした展示を行い人気を集めた。広報の村上真衣さんは「多くの人に知ってもらうきっかけになった。キャラクターを通して生き物の魅力を発見してもらえれば」。和田淳太館長は「地域の皆さんが応援してくれたおかげ。これからも地域を元気にする水族館として頑張っていきたい」と6周年の節目の思いを語った。

すみっコぐらしのキャラクターと撮影できるフォトスポットは人気を集めている