「防災」より身近に 地震体験や「働く車」 多様なコーナー楽しむ 道の駅あらいで「フェス」
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妙高市長森の防災道の駅「道の駅あらい」東エリアを主会場に1、2日と8日、「道の駅あらい・新井ハイウェイオアシス 防災フェスティバル」が開かれている。見学、体験を通じた防災意識の高揚や浸透、観光PRなどを目的にした催し。初日の1日から家族連れら大勢が来場し、地震体験車による大規模地震体感、「働く車」展示など多様なコーナーを楽しんだ。
小千谷観光協会の協力によるメイン企画「熱気球体験」は同日、強風のため中止になった。2日も悪天候の予報のため中止が決定。8日は実施予定だが、天候により中止の場合もある。
同イベントは国土交通省高田河川国道事務所、東日本高速道路上越管理事務所、妙高市、道の駅あらい出店者会、妙高ふるさと振興で組織する同実行委員会の主催。1月1日の能登半島地震発生を踏まえ、昨年までの「くびき野縁日」の名称・内容を変更して実施した。
親子4人で来場、地震体験車に乗車した同市栗原3の父親(37)は「一番揺れが弱かった大地震(の設定)を選んだが、強かった。元旦の地震もあり、改めて備えが必要と感じた」、新井北小6年の長女は「すごい揺れで怖かった。いつ起きるか分からないので、しっかり備えたい」と話した。同施設の藤巻昭男駅長は「『防災』を身近に感じてほしい」と願った。
◇2日のイベント 悪天候受け中止
同実行委員会は1日夕までに、2日に東エリアで予定されていた催しは全て中止すると決定した。悪天候が予想されるため。西エリアが会場の「道の駅あらいAcousticSunday」(午前11時~午後3時)は予定通り行う。道の駅の機能は通常通り。
問い合わせはくびき野情報館(電0255・70・1021)へ。
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