文字サイズ

能生が猛打でV 準優勝の青海と支部大会へ 糸魚川少年野球春季大会

優勝した能生スーパービクトリーズ
青海―能生、能生は二回裏、4番井上陽貴選手(中央)が右中間に柵越えの特大3点本塁打を放ち悠々とホームイン。豪快な一発でチームを勢いづけた

 糸魚川少年野球連盟による令和6年度春季大会兼全日本学童予選が3、4の両日、糸魚川市の美山多目的グラウンドなどで行われ、能生スーパービクトリーズが攻守に力を発揮し4戦全勝で優勝した。準優勝は青海ジュニアベースボールクラブ。

 「小学生の甲子園」とも呼ばれる高円宮賜杯全日本学童大会(マクドナルド・トーナメント)の糸魚川市予選を兼ねた大会で、合同チームを含め市内9チームが参加。3日に3会場で予選リーグを行い、各1位の能生、青海、大和川まりんファイターズの3チームが翌4日の決勝リーグを戦った。

 「打って勝つチーム」を今年の目標に掲げる能生は、大会を通じて猛打を発揮。優勝を懸けた青海戦では1―1で迎えた二回裏、4番井上陽貴選手(能生小6年)が右中間に柵越えの特大3点本塁打を放つなど一挙6得点で主導権を握った。大会最優秀選手賞に輝いた主砲の豪快な一発について、伊藤想監督(22)は「彼ならやってくれるかなと。あそこまで飛ばすのも、彼の技術」と目を細めながら振り返った。

 能生と青海の上位2チームは、県予選進出を懸けて上越支部大会(11、12日、上越市)に出場する。能生の長野晴主将(能生小6年)は「絶対に勝ちたい。糸魚川を活気づけたい」、青海の関原晴斗主将(青海小6年)は「優勝できるように頑張りたい。大きな声で、みんなをまとめていきたい」とそれぞれ抱負を語った。

青海―能生、能生は二回裏、4番井上陽貴選手(中央)が右中間に柵越えの特大3点本塁打を放ち悠々とホームイン。豪快な一発でチームを勢いづけた