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大型連休利用者数 北陸新幹線・トキ鉄、前年上回る コロナ前には戻らず

5日の上越妙高駅は午前中から混雑。旅行先から戻る人、家へ帰る人で改札付近はごった返した(午前10時5分ごろ)

 JR西日本とえちごトキめき鉄道(トキ鉄)、北越急行は7日、春の大型連休期間中の利用状況をまとめ公表した。JR西日本の北陸新幹線とトキ鉄は利用者数が前年を上回った。

 北陸新幹線は4月26日から5月6日までの11日間における上越妙高―糸魚川間の利用者数が35万6000人で、前年の同じ曜日の11日間と比べ14%伸びた。コロナ前の2019年との比較では14%減だった。

 トキ鉄の同期間の利用者数は3万1200人で、前年同曜日の11日間と比べ2%増えた。同社は「3、4日に直江津D51レールパークを開園したことから、多くの鉄道乗車があった」と分析した。19年との比較では11%減った。

 北越急行の同期間の利用者数は1万6100人で、前年同曜日の11日間と比べ4%減った。19年との比較では33%減だった。