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8日から三和区のギャラリー葵楽庵 織物・染め物・編み物展示

松本さん(左)と小井さん(右)。作家3人が夏向けの作品を出品している

 三和区川浦のギャラリー葵楽庵は8日から14日まで、3人展「織り・染め・編む」を開く。開場時間は午前10時から午後5時(最終日は同4時)まで。

 ビーズ織りの小井智香子さん(長野市)、本藍染の設楽なつ子さん(山梨県大月市)、ニット編みの松本里美さん(五泉市)による3人展。昨年秋に続いての実施で、春から夏にかけて使いやすい洋服などを展示販売する。

 ビーズ織りは専用の織り機を使い、横糸を小さなビーズに通しながら織り込んでいく。ビーズの組み合わせでさまざまな模様を作る。アクセサリーのほか、洋服のワンポイントで使った作品も。小井さんは「(ワンポイントで)雰囲気が違うものになるのが好き」と話す。

 ニット編みは松本さんが経営する松本ニット(五泉市)が製造する洋服を展示販売。注目は和紙をよった糸に化学繊維を巻き付けた糸によるニット編みで、速乾性や吸水性が良く、夏にぴったりだという。

 設楽さんは藍染めの洋服類やタペストリーを出品。洋服は前回も好評で、タペストリーは清涼感を感じる色合いで仕上がっている。