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議長に渡邉氏、副議長に近藤氏  改選受け上越市議会

 上越市議会は20日、改選後初の臨時会を開き、議長に渡邉隆氏(57、久比岐野)、副議長に近藤彰治氏(73、市民ク)を選出した。渡邉氏は同日付で会派を退会した。渡邉議長には〝議会の顔〟としての役割だけでなく、通年会期制の導入や現状維持となっている同市議会の定数議論といった議会改革への対応が求められる。
 議長には届け出順に平良木哲也氏(共産)、渡邉氏、前議長の石田裕一氏(みらい)が立候補。渡邉氏は通年会期制度の早期導入、オンライン議会導入に向けた体制整備、本会議における議員の質疑の充実などを訴えた。選挙の結果、渡邉氏は17票を獲得し、石田氏、平良木氏に大差をつけ選出された。渡邉氏は「力強く、しなやかな、市民の負託に応えられる議会づくりにまい進する」とあいさつした。

あいさつする渡邉氏


 副議長選には近藤氏と山田忠晴氏(公明)が届け出た。近藤氏は「政治倫理条例」の制定と議員定数改革を目標に掲げた。