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自身の処分に言及 市民へのおわび「終わった」 失言問題で中川上越市長

「市民へのおわびは議場でしたので終わった」と述べる中川市長

 上越市の中川幹太市長は21日の市議会本会議で、18日の本会議での失言を受け、自身の処分に言及した。内容や時期は未定。また同日午後、失言の際実名を挙げた化学メーカーの工場(同市)を訪れ、工場長におわびしたことを明らかにした。

 中川市長は失言を陳謝する際、市議とインターネット中継のカメラに向かい約15秒頭を下げた。3度繰り返した。報道陣の取材では、自身の処分検討に至った経緯を説明。発言が大きく取り上げられ、市政全般に影響を及ぼしていること、18日以降市役所に寄せられた抗議や苦情が100件を超え、影響の大きさを実感したことなどを挙げた。ただ自身の進退については「職責を全うしたい」として、辞職する考えはないことを改めて示した。

 また、中川市長は工場を訪れおわびしたことを明らかにした際、20日、報道機関に対し、社名を伏せるよう文書で要請したことが報道統制ととられかねないことについて、「企業名が繰り返し報道されており、配慮しなければならないと考えた。私たちの判断で隠さなければならない。協力をお願いした」とした。

 中川市長は信頼回復に努めるとした一方、市民へのおわびについては「きょう議場でおわびをした」として、一区切りしたとの認識を示した。