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「県展」上越展開幕 16日まで 上越地域から4人入賞 期間中に作品鑑賞会

上越地域からの入選作など約400点を展示。開場直後から市民が鑑賞に訪れていた

 第78回新潟県美術展覧会(県展)の上越展が12日から16日まで、上越市下門前の教育プラザ体育館で開かれている。7部門の入賞作と、上越地域などの入選作約400点を展示している。開場時間は午前9時30分から午後4時30分まで。入場料700円(大学生以下無料)。

 本年度の県展は県内から約3000点の応募があり、上越地域では佐藤裕子さん(上越市、日本画部門)、奥田富枝さん(同、写真部門)、齊藤翡流さん(糸魚川市、書道部門)が奨励賞を、梅津幸三さん(上越市、彫刻部門)が新潟日報美術振興賞を受賞。53人が入選した。

 初日の12日は開場式と表彰式が開かれ、入賞者と入選者が表彰を受けた。今回が初の入賞となった齊藤さんは「入賞はなかなか手が届かなかったので、大変うれしい。(展示は)素晴らしい作品ばかりで、自分も頑張ろうと思う」と語った。

 期間中は専門家が講評する作品鑑賞会を実施。時間は14日午前11時から写真、15日午前11時から書道、午後2時から洋画、16日午前11時から彫刻。