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花を見て癒やされて 名立谷浜SAで社員と生徒が花壇作り ネクスコ東日本と高田農高

ネクスコ東日本新潟支社上越管理事務所社員らと高田農高の生徒が協力して花植えを行った
名立谷浜サービスエリアの利用客が完成した花壇の前を通る

 ネクスコ東日本新潟支社上越管理事務所は12日、北陸道の名立谷浜サービスエリア(SA)・下りで高田農業高(木村和史校長)の生徒らと花壇作りを行った。

 本事業はネクスコ東日本が地域と連携し、樹木や草花の整備活動を行うことで、利用しやすい空間を提供する「花と緑のやすらぎハイウェイガーデンプロジェクト」の一環。毎年6、10月の2回行っており、今年で18回目。

 同日は同社社員26人と同校の生物資源科草花園芸コースの生徒14人が参加した。4月半ばに種植えをしたフレンチ種やアフリカン種のマリーゴールド約700株の花苗を用意。生徒が考えたデザイン画を見ながら、同校教員が手作りしたという20センチごとに目印の付いた棒を花壇の端に置き、等間隔に花苗を配置。1株ずつ丁寧に土に植えた。

 同校3年の高野明日菜さんは「暑い中だったが、協力して作業ができた。花壇の配色を工夫したので、ぜひ楽しんで見てほしい」と話した。

 上越管理事務所の廣田奈美総務課長は「利用者の方が花を見て癒やされ、安全運転を心がけてくれればうれしい」と話した。

 今回植えた花は時期により、色が変化する品種もあり、訪れる時期によってさまざまな色の花を楽しめるという。

名立谷浜サービスエリアの利用客が完成した花壇の前を通る