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パラリンピアンと交流 「やるかやらないか」 車いすバスケ加藤正さん児童にエール 浦川原小

代表児童が車いすバスケットボールの試合を体験。講師の加藤さん(右)が審判を務めた

 浦川原区の浦川原小(泉実校長、児童121人)は11日、車いすバスケットボールの体験授業を行った。パラリンピアンの加藤正さん(55)=長野県伊那市=を講師に招き、パラスポーツ体験を通じて共生社会について考えた。

 日本財団パラスポーツサポートセンターが主催する「あすチャレ!スクール」として実施。11日から14日にかけて、上越市内5校で行っている。

 前半は加藤さんによる車いすバスケットボールのデモンストレーションと代表児童による体験。体験は5対5の試合形式で行い、競技用車いすでコート内を駆け回ったり、上半身の力だけでシュートしたりした。体験した荒木政宗君(6年)は「車いすを思ったように動かすのが難しかった」と話した。

 後半は加藤さんが自身の競技人生などを語り、児童にエール。「できるかできないか、ではなく、やるかやらないか。失敗するかもしれないけど、チャレンジしよう」と呼びかけた。