文字サイズ

手植え・機械植え 両方を体験 浦川原小で田植え 現在の便利さ実感

GPSによりハンドル操作なしで動かせる田植え機を体験する児童たち

 浦川原区の浦川原小(泉実校長)の5年生21人は3日、同区菱田の水田で田植えを行った。昔ながらの手植えと田植え機を使った機械植えの両方を体験した。

 5年生は総合学習で米作りを行っており、農業生産法人雪の里棚田ワールド(西山学社長)から8アールの水田を借りて作業している。前半の手植えは「コロ」で目印をつけ、「にじのきらめき」を植えていった。泥に足を取られながら夢中で作業した。

 後半は西山社長と一緒に田植え機に乗車。GPSを使ってハンドルは自動で動くため、児童はアクセルを踏むだけで田植えができる現在の便利さを体感した。丸山花恵さんは「田植え機は自分たちでも簡単にできてやりやすかったけど、手で植えるのは大変だった」と話した。