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姫路市からプロ棋士も 囲碁団体戦で真剣勝負 日本棋院上越支部

芦田礒子プロ(左)が選手として出場。上越のアマチュア棋士にとって貴重な機会となった

 日本棋院上越支部は2日、上越市下門前のワークパル上越で囲碁の団体戦大会を開いた。市内外から26チームが出場し、真剣勝負を繰り広げた。

 昭和61年から続く大会で、3人1チームで出場。上越市や糸魚川市に加えて、兵庫県姫路市から5チームが参加。2ブロックに分け、それぞれ4戦をし優勝を争った。

 姫路市からの参加チームの中には、関西棋院所属のプロ棋士、芦田礒子さん(六段)が選手として参加。他の選手と同様、段位に合わせたハンディキャップを付けて試合に臨んだ。同大会にプロが出場するのは初めてだという。

 同支部の加藤三郎支部長は「プロとアマでは碁の質が違う。(対戦ができ)非常にありがたい」と語り、貴重な経験に感謝していた。