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滝澤夏央 2四球2犠打で貢献 ヒット放ち盗塁、好守も

 埼玉西武ライオンズの滝澤夏央内野手(20、関根学園高出)が1軍で躍動している。1日、本拠地ベルーナドーム(埼玉)で行われた巨人戦でも2番三塁手で先発出場し、1打数1安打、2四球、2犠打と全ての打席で貢献。九回裏は犠打を決めて逆転サヨナラ勝ちをお膳立てした。

 初回の守備で好プレーを見せた後の第1打席に犠打を決め、チャンスを拡大。第2打席は9球粘って四球を選び、今季初盗塁となる二盗にも成功。第3打席も走者なしから四球を選んだ。

 2点を追う七回の第4打席は左前安打で反撃の1点に。そして九回裏、安打で出た1番源田壮亮(31)を犠打で送ってチャンスを広げ、歓喜の逆転サヨナラ勝ちにつなげた。

 滝澤は5月30日の中日戦は初回から途中出場し3打数2安打、31日の巨人戦は先発し、相手エース・戸郷翔征(24)から自慢の足を生かして三塁打するなど4打数1安打。

 現在1軍で6試合に出場し、18打数6安打の3割3分3厘。打線のつなぎ役で貴重な存在となり、最下位のチームのムードを高めている。