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お気に入り見つけて 見どころは300品種300万本 23日から第73回となみチューリップフェア

第73回となみチューリップフェアのPRのため、上越タイムス社を訪れた砺波市商工観光課、同市観光協会の担当者と「プリンセスチューリップ」の遊部さん
展望デッキが新設されたパノラマテラスからの眺め(提供写真)

 第73回となみチューリップフェアが23日から5月5日まで、富山県砺波市の砺波チューリップ公園で開かれる。300品種300万本のチューリップがさまざまな見せ方で楽しめる人気のイベント。9日、「プリンセスチューリップ」が上越タイムス社を訪れ、イベントの魅力を伝えた。

 今年のテーマは「チューリップで広がる 彩りの波」。公園のシンボル、チューリップタワーから見渡せる大花壇は、21万本のチューリップがテーマに沿った趣向で植え込まれている。立山の雪の大谷をイメージした高さ4メートル、長さ30メートルの「花の大谷」や300品種がそろう「彩りガーデン」、水面に映る姿が美しい「水上花壇」など多彩な景色が楽しめる。

 今年は芝生の斜面にビオラを植えたフォトスポット「TONAMI文字モニュ」、会場内の砺波文化会館屋上にあるパノラマテラスの展望デッキが新設され、見どころが増えた。会期中は企画展示やイベントが行われ、北陸新幹線延伸を記念して福井県立恐竜博物館の化石標本なども展示される。

 プリンセスチューリップの遊部叶子さんは「いろいろな種類、形のチューリップがあるので、ぜひお気に入りを見つけに来てください」と話した。

 開場時間は午前9時から午後5時30分まで。入場料1500円(小中学生200円、小学生未満無料)。全国のコンビニエンスストアや同イベントホームページなどで購入できる。

展望デッキが新設されたパノラマテラスからの眺め(提供写真)