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春の斐太歴史の里散策ツアー カタクリ観賞、遺跡見学満喫 地元ガイドが現地解説

カタクリの花を観賞しながら歩を進める参加者
地元ガイドの説明を聞き斐太神社を見学、参拝する参加者

 「春の斐太歴史の里散策ツアー」が6日、妙高市斐太地区の現地で行われた。晴天の下、市民ら27人が参加、地元ガイド14人の同行、解説を受け春の里山を散策し、最盛期を迎えているカタクリの群生をはじめ山野草の観賞、遺跡の見学を楽しんだ。

 「斐太歴史の里」には弥生から、古墳、戦国まで、時代の異なる三つの国史跡「斐太遺跡群 斐太遺跡」「観音平・天神堂古墳群」「鮫ケ尾城跡」を有する。拠点施設として斐太歴史の里総合案内所がある。 

 恒例のイベントは、地元の斐太歴史の里ガイドの会(上原勲会長)が主催。今年はカタクリの開花時期に重なった。参加者は、案内所前の広場で説明を受けた後、13人が観音平コース、14人が鮫ケ尾城コースに出発。カタクリの開花状況で、登山コースを変更した。春の時季は草木がまだ茂っていないため、史跡を一望できた。

 鮫ケ尾城コースを担当した同会の高橋かおる事務局長は「大勢の方に喜んでいただき良かった」と成果を話した。

地元ガイドの説明を聞き斐太神社を見学、参拝する参加者