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「交通安全の輪」広げる 糸魚川署・入善署、県境で合同出陣式 6日から春の全国交通安全運動

合同出陣式後、糸魚川市側の参加者は同市方面に向かう車両に交通事故防止を呼びかけた

 糸魚川警察署(細井達彦署長)と富山県の入善警察署(多田幸護署長)、両地域の関係団体は5日、県境付近に位置する糸魚川市市振の道の駅越後市振の関で「春の全国交通安全運動」(6~15日)の合同出陣式を行った。

 県境を挟んで接する両署の合同出陣式は昭和62年から続く取り組み。毎年、同運動に合わせて持ち回りで行っており、コロナ禍を経て5年ぶりの実施となった今回は約80人が参加。両地域のご当地キャラクターも駆け付けた。

 両署長、糸魚川市の米田徹市長、富山県朝日町の笹原靖直町長らがあいさつした後、糸魚川市のヒスイレディと朝日町、富山県入善町の交通安全アンバサダーが交通安全宣言。「この地域に交通安全の輪を広げる」と力強く声をそろえた。

 出陣式後、国道8号の通行車両に交通事故防止を呼びかけ。糸魚川市側の参加者は同市方面に向かう車両を道の駅駐車場内に誘導し、両地域のご当地キャラクターが描かれた塗り絵による啓発チラシ(糸魚川署員作成)などを手渡した。