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5年ぶり熱戦展開 25日までリージョンプラザ杯高校バレー 全国から男女65チーム

男子予選リーグBブロック、関根学園(奥、えんじ)―高崎工(群馬)(リージョンプラザ上越)
男子予選リーグDブロック、上越総合技術(青)―札幌大谷(北海道)(上越総合技術体育館)

 5年ぶりとなる第39回リージョンプラザ杯争奪高校バレーボール大会が23日、同館などで開幕。25日まで3日間、上越市内9会場で男子34チーム、女子31チーム、計65チーム(3チーム欠場)が出場して熱戦を展開している。

 1984(昭和59)年10月のリージョンプラザ上越開館を記念して始まった。コロナ禍を挟み2019(平成31)年以来の大会。新3年生以下の新チームの貴重な実戦の場として認知され、全国から強豪校が集まるようになり、コロナ禍以前はもっと多かった。

 今回の招待校は男子が本年度のインターハイ、春高2冠(春高は連覇)の駿台学園(東京)をはじめ、洛南(京都)、東京学館新潟、女子が帝京第三(山梨)、明秀学園日立(茨城)、長岡商の男女各3校。出場校は北は北海道から南は高知県まで及んでいる。

 地元上越勢や新潟県内のチームは県外校などと対戦して攻守を確認し、今後の課題を見いだす機会。入学を控える新1年生も加わり、上級生との連係を磨いている。

 大会副会長の上越バレーボール協会・中村晶夫会長(77)は「春高バレーが1月に移ったため、3月の全国トップクラスの大会に育った。来年の40回大会は以前の規模に戻していきたい。当初から上越勢のレベル向上が目的であり、頑張ってほしい」と期待した。

 女子の上越は予選リーグ初戦、敗れはしたものの招待校の明秀学園日立と好試合を展開した。吉田杏莉主将(新3年)は「今までやってきたバレーをコートで出せて自信になった。相手が強くても自分たちのやるべきことをやって、決勝トーナメントに進めるように頑張りたい」と意気込みを表した。

 初日、2日目は予選リーグ、最終日は順位別トーナメント戦を実施する。試合は観覧自由、入場無料。

男子予選リーグDブロック、上越総合技術(青)―札幌大谷(北海道)(上越総合技術体育館)
女子予選リーグAブロック、上越(奥、紫)―明秀学園日立(茨城)(リージョンプラザ上越)