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妙高と東京結び「新潟ワーケーションサミット」 広域的な魅力発信を 県内4市の代表 各地の取り組み紹介

東京と妙高をオンラインで結んで開かれた「新潟ワーケーションサミット」。妙高市の竹内さんら4市のプレーヤーが出演した(妙高会場)

 妙高市主催の「新潟ワーケーションサミットin東京渋谷」が8日夜、東京都渋谷区の渋谷キューズ、同市関川の市テレワーク研修交流施設「MYOKO BASE CAMP」の2会場とオンラインで開かれた。

 イベントは「新潟の暮らしやワーケーションをまるごと知れる!~妙高市と周辺3市(上越・糸魚川・佐渡)から新潟県内のプレーヤ―が集結!~」と題して実施。妙高と上越、糸魚川、佐渡各市で活躍する人が出演し、広域的な魅力発信、認知度向上を目指して行われた。日本ワーケーション協会が運営に協力した。

 妙高会場で行政・観光関係者ら約10人、東京会場で約40人が参加し、オンライン配信で37人が視聴した。東京会場では交流タイムが設けられた。

 第1部では東京会場から、上越市の横田孝宜さん(株式会社北信越地域資源研究所取締役)、糸魚川市の伊藤薫さん(株式会社イールー代表取締役)、佐渡市の伊藤渉さん(HOTEL perch代表)、妙高市の竹内義晴さん(NPO法人しごとのみらい代表)の4人がワーケーションや関係人口づくり、暮らしなどに関する各地域での取り組みを紹介し、各市をPR。妙高会場からはワーケーション体験者の伊藤慎一郎さん(合同会社ニート代表)、浅原武志さん(株式会社さとゆめ取締役COO)が事例発表した。

 第2部はパネルディスカッション。上越、糸魚川、佐渡、妙高各市のプレーヤー4人がパネリストを、義達祐未さん(YUM innovation合同会社代表社員、栃木県とちぎ未来大使)がファシリテーターを務め、「新潟の魅力」を語り合った。

 この中で妙高市の竹内さんは人口減などの課題と向き合う今後について「人と人との交流が魅力をつくる。ものよりも、人といかにつながっていくかが重要」などと話した。糸魚川市の伊藤さんは「この地域は『沸騰直前』と思っている」と4市の可能性を表現、交流の広がりに期待した。

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