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特急「はくたか」楽しもう 北越急行が12月2日にツアー 高田駅に乗り入れ、高田世界館で上映会も 10月26日から予約受け付け

徐行して犀潟駅を通過する「特急はくたか」を見送る大潟町小の児童ら(2015年3月13日午後)

 ほくほく線を運行する北越急行(本社・南魚沼市六日町)は12月2日、かつて同線で運行していた特急「はくたか」の写真や映像を楽しむツアー「超回想スノーラビット~写真と映像で愉(たの)しむ特急はくたか~」を実施する。同ツアーで運行する列車(HK100型)が高田駅に乗り入れる。募集人数は25組50人。10月26日午前10時から予約を受け付ける。

 列車内に「はくたか」の写真や、過去のポスターの展示とトンネル内でのスライド上映を楽しみ、高田世界館(上越市本町6)での貸し切り上映「永遠の最速特急はくたか」を鑑賞する。

 行程は正午に六日町駅に集合、午後2時ごろ高田駅着。徒歩で高田世界館に向かう。同館での上映は同2時10分から同4時30までの予定で、現地で解散となる。ツアー中は添乗員が同行する。

 旅行代金は1組1人で8000円、1組2人で1万4000円。片道運賃と鑑賞代、土産代が含まれる。申し込みは同社ホームページの予約サイトから。

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 特急「はくたか」は、越後湯沢駅で上越新幹線と接続し、首都圏と上越・北陸地方を結ぶ在来線車両として、ほくほく線が開業した1997年3月に同線での運行を開始。北陸新幹線の開業に伴い、2015年3月13日に多くのファンから惜しまれつつ運行を終えた。時速は160キロで国内最速を誇っていた。4560万人以上が利用した。運行最終日には上越市内の沿線駅でも見送りイベントが行われた。