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東京ドームでプレー 守屋(上越ヤング)雰囲気体感 少年野球交流試合

ヤングリーグ選抜の仲間と守屋選手(後列右、提供写真)
東京ドームで遊撃の守備に就く守屋選手(提供写真)

 7月24日、都市対抗野球大会の前に、ボーイズリーグとヤングリーグの選抜同士の少年野球交流試合が東京ドームで行われた。ヤングリーグの東日本選抜(選手20人)に上越ヤングから守屋来希(らいき)遊撃手(15、直江津中3年)が選ばれ、ドームの人工芝上でプレーした。

 守屋選手は上越ヤングが所属する北日本支部代表で選出された。四回から1番・遊撃手で途中出場。2打席立ち、三塁ゴロと二塁ゴロ、守備は2度ゴロをさばきアウトにした。「涼しくてプレーしやすい。こんな素晴らしい所でできる機会はそうない。良い経験ができた」と話す。試合は0―10で敗れ、「ボーイズにずばぬけた選手がいた」と新たな目標ができた。

 5歳から野球を始め、直江津小時代は幼年野球チーム直江津ガンバーズでプレー。中学から硬式野球チーム上越ヤングに入った。いずれも守備の要、遊撃手。「よく声を出して周りの雰囲気を高める」ことを意識している。フットワークが良く、打率を残す中距離バッター。高校で野球を続け「世代ナンバーワンショートを目指したい」と意気込む。将来の夢はプロ野球選手。憧れの選手はソフトバンクの今宮健太遊撃手(32)。

 上越ヤングの大越裕一監督(47)は「打つ、投げるの能力が高く、チャンスに強い。チームでキャプテンを務め、自分で考え行動できる選手」と高く評価している。

東京ドームで遊撃の守備に就く守屋選手(提供写真)
守屋来希選手