顔の見える関係を 仲2フェスティバル 幼児から高齢者まで参加 上越市仲町2
上越市仲町2の住民が親睦を深める「仲2フェスティバル」が2日、同市本城町の高田城址公園オーレンプラザで開かれた。幼児から高齢者まで約80人が参加し、さまざまな催しを楽しんだ。
同町内会(川島秋男町内会長)が主催するイベント。コロナ禍で住民間交流の機会が減少していることに鑑み、「顔の見える関係づくり」を目指し初めて企画された。
オープニングは、地元の「なかに會」による神輿(みこし)渡御と南本町2の「関町太鼓」による演奏。威勢のいい男衆が会場の熱を上げた。
続いて、県防犯アドバイザーで元警察官の漫談師、中野小路たかまろさんが「笑って学ぼう振り込め詐欺防止」と題して講演。新潟弁を交えてユーモラスに話し、参加者へ「自分は大丈夫と思っている人が詐欺に引っかかる。常に用心する気持ちを」と注意を呼びかけた。
この後は住民による歌唱や尺八の演奏などがあり、最後は全員参加のビンゴゲームで和気あいあいと交流した。
川島町内会長(66)は「約4年ぶりに住民が集うイベントを行うことができた。喜んでいる様子が見られてなにより。これを機に、今後の円滑な防犯・防災活動にもつながれば」と話した。