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袋いっぱいに買い物 頸城デイサービスセンター無憂の里で移動販売招き「むゆうマルシェ」 過去最多の4組参加

施設玄関にテーブルが並び、利用者が買い物。出店者との会話も弾んだ
初出店の小麦専菓あかつきは菓子パンが大人気。袋いっぱいに買う利用者が続出した

 頸城区百間町の頸城デイサービスセンター無憂の里は13日、移動販売イベント「むゆうマルシェ」を開いた。施設玄関で野菜やパンなどを販売。利用者が買い物を楽しんだ。

 同施設は昨年から、事業者を施設に招いての買い物を行っている。今回はのりちゃん号(三和区錦)、小麦専菓あかつき(上越市南高田町)、頸城園芸(頸城区百間町)、上越ヤクルト販売(同市新光町)の4組が参加。過去最多であることから、「むゆうマルシェ」とイベント名を付けて雰囲気を盛り上げ、利用者がより楽しめるようにした。

 利用者は職員と一緒に会場を回り、気になる商品を次々と購入。自分用や家族への土産など、袋いっぱいに買う姿も見られた。出店者との会話も弾んでいた。施設利用者以外も参加可能で、近隣住民が買い物に訪れた。

 ジャガイモとパンを購入した西浦キヨ子さん(74)は「1人では買い物に行けないので本当にうれしい。好きな物を選ぶのが楽しい」と話した。今回初出店だった小麦専菓あかつきの中村篤司オーナーは「にぎやかな雰囲気。次回もぜひ呼んでほしい」と語った。

初出店の小麦専菓あかつきは菓子パンが大人気。袋いっぱいに買う利用者が続出した